こんにちは。まめてっぽーです。週明けの雪とはうって変わって、昨日今日は暖かく、空も青くて、なんだか春めいたような南予地方です。
「ホッテントリメーカー」なる題名生成アプリがあることを知り、早速使ってみました。今日は( )について書く、と( )の部分にテーマを入れるだけのものなので、くじみたいな感覚ですね!
そして、入れてみました(三浦半島)と。で、出てきましたのが、この題目(≧▽≦)!!
何に笑って何に泣くのか分かりませんが(笑)、今日は由良半島と並ぶ細長半島の双璧、三浦半島をご案内します。
ルート
三浦半島の真ん中、三浦郵便局付近
宇和島市の西から宇和海に向かって伸びる細長い半島、三浦半島。京急が走っている神奈川の三浦半島と同じ名前です。昔(戦国時代前)から人が住み、江戸時代は農漁村として由良半島紀行その3に登場した大庄屋田中家が治めていた地域。明治になって三浦村となり、現在は宇和島市に。
両側に陸地がギザギザと入り組んだ湾の一番奥になるこの辺りは、海といっても池のように穏やか。まめてっぽーのふるさとの静岡は奥浜名湖のあたりみたいな感じがします。浜名湖は養殖といえばうなぎで、真珠はしてませんけど(^▽^;)。
のんびりしてて、ツーリングというよりバイクでもポタリングという言葉が似合う場所です。
遊子への途中で…
サルのももちゃんとオリの中のもん君。みかんが好きみたいです。
さすが愛媛のおサル!
飼い主の方に許可をいただいて撮らせてもらいました!(^^)
こちらはイノシシのブーちゃん。同じくみかんが好きらしいです。ブーちゃんはヘデイングが得意なようで、タオルをまるめて紐でつったブーちゃん専用のおもちゃを使って、上手にヘディング遊びをしていました。
国の重要文化的景観「遊子水荷浦の段畑」
山を削りとっているのではありませんよ~、木が植わってないところ、これが有名な遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑です。H19年に全国で3番目に国の重要文化的景観に指定されました。
南予地方は海があってすぐに山、という地形になっているので、農作に適した平地が殆どありません。が、それでは飢え死にしてしまうので、昔の人は山を開墾して田んぼや畑にしたんですね。遊子では段畑にじゃがいもを植えています。
かなりの急な斜面です。ここで農作業をする、ってかなりキツイと思われます。
南予には「ふくめん」という、糸こんにゃくにネギやみかんの皮を混ぜて食べる(!)郷土料理があります。
ふくめんについてはこちらの記事をどうぞ
由良半島紀行3で浦和盛三郎が豊作を願って、村人に農作物の名前をつけたという面白いエピソードに触れましたが、その名前が粟野(あわの)とか稗野(ひえの)に大根(おおね)さんでした。米田さんとか米倉さんなどはなし!
山を開墾しては荒れた土地を耕して、作物を作っていた先人の苦労が偲ばれます…
水荷浦から県道346に戻り、半島を少し奥に進んだところあたりが一番高い位置になるのかなぁ。北を見れば対岸の吉田から明浜、伊方半島まで一望です。
南側は、三浦半島が形づくる湾の内側となるので静かな海。
三浦半島も遊子から先は、こんな感じの小さなカーブが続く山道です。
細木運河
細長い半島が多い南予地区では、半島ショートカットのため必須の運河。
三浦半島にはこの細木運河があります。
由良半島の船越運河、吉田半島の奥南運河、そして三浦半島の細木運河、この3つを南予の運河三兄弟と言います。
って、ウソです!運河三兄弟なんてありません~(≧▽≦)
細木運河から北方を望む。赤灯台と奥に見えるのは伊方半島。
これは去年の5/31に撮ったもの。いーい天気でした。
海の色が冬と夏では全然違いますね。夏にはここはおすすめのツーリングルートです!
県道346をぐるぐるっと菰渕湾奥に進み、細木運河を向こうに見上げます。
こもてらすのデッキより
このデッキはこもぶち海の家「こもテラス」というカフェの海デッキ。ちなみに行った時は休みでしたが。
半島に来ると、水の透明度をチェックしてしまうまめてっぽー。
そして、いつも思うのですが、先端部の地区の海はどこもキレイ。魚が泳いでるのがはっきり見えます。
池のように穏やかな菰渕(こもぶち)湾
トップの地図を見てもらえばわかるのですが、半島は先端部でぐるっと曲がっていて、菰渕地区は湾の奥になっています。
なので、猫背の半島のお腹部分になる入り江の奥の部分、菰渕の海はいつも穏やか。
よっぽどのことがない限り、波が立つことはないので真珠養殖の作業小屋も海に浮かんでいます。
湾内をぐるぐるーっと半島の山が取り囲んでいます。向こう側が半島の一番奥。県道346は菰渕で終わっていますが、菰渕集落から細い道が出ていますので、半島のどんづまりまで行くことができます!(今回は行きませんけど。)
湖みたいな雰囲気の菰渕の海。リゾートみたいな感じもする気持ちいい場所です~。
荒波立つ!半島外側「ぶぶしの瀬戸」
そして、こちらは穏やかな菰渕の海とは違って、荒波たつ「ぶぶしの瀬戸」と呼ばれる半島の背中側。去年の夏に訪れた時のショットです。
トップの画像もこの時に撮ったものです。
三浦半島の先、つまりここのすぐ先には戸島という有人の島があるので、ここは潮流が速くいつも荒波がたっています。岩礁も多く、この海域は船の難所と呼ばれています。
細木運河が出来、ここを通らなくなったので船の交通はだいぶラクになったそう。
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今日はここまで!です。読んでくださってありがとうございました。
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いつも素敵な風景ありがとう!!
tsujiさん
こんにちは。嬉しいお言葉ありがとうございます~
マニアックな場所(笑)ばかりですが、そんなお言葉いただけるとホント嬉しいです。これからもぜひよろしくお願いします~(^^)/