こんばんは、まめてっぽーです。今週末もまた寒くなりそうですね。なかなか外に出るのが億劫になり、家の中でまったりしてしまう日々です。ここのところバイクにも乗れてませんが、ベイツのセールメールをスルーしてしまうことが出来ず、秋用ジャケットと夏用メッシュジャケットをポチってしまいました。両方ともMサイズで、メッシュの方はちょうどよかったのに、秋用ジャケットはなぜだか二の腕部分がキツイ。。着ているうちに伸びないかなぁ…ちなみに合皮ですが(^▽^;)
さて今日は昭和レトロが好きな方にはたまらない、愛媛の大洲にあるポコペン横丁というふしぎな横丁内にある「大洲まぼろし商店街2丁目 思ひで倉庫」という面白スポットと、そこにある貴重な昔の書籍の内容を少しだけご紹介します。
場所
1、 ポコペン横丁
大洲の肱川南岸の歴史保存地区の中に昭和30年代をイメージしたポコペン横丁があります。横丁内はもちろんのこと、敷地外の建物もその頃の建物っぽい不思議な一画です。
ポコペン横丁の「保湖辺神社」(笑)のご神体はペコちゃん!
どしてポコちゃんじゃないんだろ~?? そして何にご利益があるのかは不明です。聞いとけばよかった~。
ポコペン横丁がオープンしているのは、12月~3月の冬季は第三日曜のみ。4月~11月期は毎日曜オープンです。
そして、横丁の奥にある白い蔵のような建物が昭和レトロの宝庫「思ひで倉庫」です。
さ、入ってみましょう~!
2、 昭和レトロの宝庫!思ひで倉庫
ここで入館料¥200を払って入ります。おばちゃんに「撮ってもいいですか?」って聞いたら「OK!」って、でも急いで支度して机の下に隠れられちゃった!(笑)
ポコペン横丁とは違って「思ひで倉庫」は、年末年始以外は年中無休。毎日元気に営業中です。
「思ひで倉庫」は大洲まぼろし商店街の2丁目なんです。ちなみに1丁目は「ポコペン横丁」となっております。
扉の向こうに見えているのは、戦後の日本車として初めて「クーペ」を名乗ったマツダR-360。
「思ひで倉庫」はたびねすの記事にもさせてもらいました。その記事のサムネイル写真は、こちらの一画を左手側から撮ったもの。
こちらがその記事になりますので、よろしかったら読んでみて下さいね~。
館内はけっこう広く、映画「ALWAYS三丁目の夕日」みたいな横丁モータースに、
当時(昭和30年代)のおうち、
床屋さんに、
タバコ屋さん、
薬局、
駄菓子屋さん。
駄菓子屋さんのこのショーケースの中が面白く、ハートマークがついた歌のグランプリプロマイド!!ちあきなおみ、橋幸夫、石原裕次郎などのプロマイド!が見えます。バットを持った野球選手のイラストは長嶋さんかな??
3、当時の雑誌が面白すぎ!
もっと面白いのは、駄菓子屋さんの横にある雑誌スタンド。
原則展示物には触ってはダメなのですが、受付けのおばちゃんに許可を得てページを撮らせてもらいました!
このページには美空ひばり、里見浩太郎など、当時のスターが福笑いをして和んでいるショットが。
福笑い…最近では福笑いをして遊んでいる風景なんて見たことありません。みなさん、知ってますか「福笑い」って?
にきびとり美顔水
ニキビ吹出物に非常によく効くので大評判の薬です。ニキビ吹出物でお困りの方にゼヒ御勧めしたい薬です。比類なき美容薬! この薬は美容薬としても比類なき効果があり、入浴後や洗面後にすこしずつおつけになるとキメが細かにツヤを増し、お顔が磨きこんだやうに美しくなります。蚤蚊南京虫等の毒虫でカユい時にも さういふ時にもこの薬は不思議な程よくきゝますので一瓶お揃へになればとても重賓です。定価一瓶四十二銭・六十三銭
成分は何なんでしょうね?毒虫にもよく効くにきびとり美顔水。斬新すぎるキャッチコピーです。( ̄ー ̄)
カガシ グランドクリーム
特にひどいアブラ性、アレ性ほど効果めざまし!ニキビ防ぎに・美肌に・化粧下に・顔剃り後に。皮脂の調整グランドクリーム。チットも紅ヤケが、ない これも高級色素のおかげ!カガシほゝ紅 12色 / 落ちない色とツヤ、これぞお口の魅力の極意!カガシ口紅 8色
ひどい脂性肌、乾燥肌ほど効果があるという、どんな肌タイプにも合う魔法のようなクリームです!紅ヤケってなんでしょう??紅シャケなら分かりますけどね…(‘ω’)
ちなみにグランドクリームは GLAND CREAMと表記されています。gland = 腺 という意味です。そうです、リンパ腺、甲状腺とかの腺です。腺クリーム!こちらも斬新すぎるネーミングですよね。。
少女の友 注文の仕方
少女の友は前金で御注文なすって下さい。(1)振替貯金で送る事(2)郵便為替で送る事(3)切手代用で送る事 ▲振替貯金が一番便利、次が郵便為替、次が切手代用です。▲振替貯金で送るには郵便局へ行つて「振替貯金払込用紙」を買ひ、局員によく聞いておかき下さい。▲郵便為替は御存知でせう。▲切手代用は、一割増でなければいけません。一割増とは、定価が五拾銭ならその一割即ち五銭を増して、五拾五銭の切手をお送り下さることです。▲ご注文の節は「少女の友何月号より」といふ事を必ずお書き下さい。又購読中転居なさった時は、「私は少女の友の購読者ですが」といふ事と、新旧両住所とお忘れなくお知らせ下さい。
ドウシテ振替貯金が一番便利なのか??(?_?)
振替貯金の方法を一見丁寧に説明していると見せかけ、実は局員に聞け!との荒っぽい記述ワザ。
郵便為替方法は、御存知でせうと突き放し、切手払いにいたっては一割増でなければいけません!という消費者金融もビックリ!の理由なし断言水増し請求。(‘ω’)
4、昭和初期の低学年向けの歴史教科書(かな?多分)
発行年が分からないのですが、昭和10年頃の内容でしょうか?? 当時子供たちはこのように教えられていたのですね… 絵の子供たちが持っている、ロシアのような韓国の色合いのような旗が満州国の旗なんですよね、多分。
現代では考えられない文面ですよね…。今なら北の某国あたりが「世界中を敵にまわしても戦う!」という姿勢で国のポリシーを子供たちに教えているんでしょーか??
5、あっさりした世界地図
大正2年12月発行の高等小学地理地図帳。ものすごくあっさりしてます。
スペインはマドリード、バルセロナ、バレンシヤだけ。ポルトガルにいたってはリスボンしか記載されていません。
ローマは羅馬と書くんですね。ナポリはネプルスと表されています。
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今日はここまで!です。読んで下さってありがとうございました。
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大洲は30年ほど前のツーリング(爆)で行ったことがあり、でもそのときの街の様子はほぼ覚えてないですね・・・。その確認のためにも、これは行ってみないと!(こればっか)
がんさん
30年前じゃまだ私生まれてないですね~(‘ω’)(ウソつけ!笑)
がんさん好みの怪しい(!)町並みやグッズがいっぱいです。30年ぶりに今年の夏に是非~(^O^)/
蚤蚊南京虫…?
なんて読むの?!と思って調べたら、こうでした。
蚤蚊→ノミ・蚊
南京虫→トコジラミ
ううう、痒くなりそうです。´д` ;
でも、毒がある虫かと思ったら、そうでもなかったですね。笑
大洲にこんな所があったとは。面白そうですね。
大洲は新婚当初ドライブがてら、ちょいちょい行ってました。20年くらい前です(笑)
今は高速があるので、あまり通る事も無くなりました。
すぅさん
調べていただまして有難うございます~(^^)/ そして「ノミ、蚊、トコジラミにもよく効くにきびとり美顔水」←カタカナだともっと使いたくない感が増しますよね…(^^;)
南国さん
20年前の大洲ってどんな感じだったんでしょう~? 私が四国に来たのはほんの4年程前からなので、昔の南予地区ってどうだったのかそそられます~(^^)/