/知る人ぞ知るパワースポット月山神社とサンゴが採れる海~お月さんももいろ

知る人ぞ知るパワースポット月山神社とサンゴが採れる海~お月さんももいろ

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おはようございます、まめてっぽーです。昨日は風が強くて静岡弁でいうおぞい日でしたが、今日も負けず劣らずに風が強く、おぞい日っぽいですね。

寒いし、風は強いし、でバイクから遠ざかってしまっていますが、エストレヤは連れのSRと一緒に車庫で元気にしています。今日は秋に行った四国西南地方で一番の、浄化と癒しのパワースポットと呼ばれる高知県大月町の月山神社とその周辺のサンゴが採れる海、月灘地区に伝わるわらべうたをご紹介します。

 場所

A、月山神社
B、火曜サスペンスみたいな断崖
C、小才角大浦の港
D、土佐サンゴ発祥地の海岸線
E、大月エコロジーキャンプ場のビーチ

これぞ紺碧の海!(場所:B)                     .

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国道321号を月山神社→と小さな看板が出ているところを曲り、海岸沿いの小さな道を宿毛方面へ走ります。 視界に飛び込んでくる青い海は高知県幡多郡大月町の太平洋。このあたりの海は太平洋の黒潮と豊後水道がぶつかる日本有数の豊かな漁場で、千種類もの海の生物が住んでいるそうです。

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ものすごぉ~くキレイな海です!

きれいなビーチなので降りて行きたいのですが、陸上からは近付けるような道がありません。船でないと行けないみたいですね。。残念。

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上からのぞくとこんな感じ。火曜サスペンスの世界です。

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気持ちのよい海ばたの道なのでエストレヤのおめかしショット。へっぽこおばチャン乗っけていつも頑張ってくれてます。ありがとう~(^^)/。

月の石のご利益&浄化力がすごい!月山(つきやま)神社                   .

珍しい2つの鳥居
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先ほどの火曜サスペンスの断崖から、道ばたにわさわさと木が生い茂る道を奥に進み、少し行くと月山神社に着きます。珍しいダブル鳥居となっているのは、もとは「守月山月光院南照寺」と呼ばれて神仏混合の霊場だったからなのだそうです。明治になって「月山神社」と改称されました。手前の鳥居が神社、奥のはお寺用(?)です。

なお、月山神社は88ケ所巡礼の番外札所となっているようですが、崖のあたりからは全く人の気配がなくなり、薄暗いような細い道を行くので、ここへの女性の一人歩きお遍路はあまりおすすめしません。

神社のお寺、大師堂

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こちらが奥の鳥居の奥にある月山神社のお寺(?)、大師堂。弘法大師が霊石の前で23日間、月待ちの行(二十三夜月待の密供)をしたと伝えられています。

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またこちらのお堂は、高知が誇る異端の浮世絵師絵金が描いた素晴らしい天井画があることでも有名です。

www.ekingura.com

 

拝殿

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こちらが手前の鳥居の奥にある月山神社、神社のお堂。

ご神体「月の石」f:id:tepo1173:20171204104659j:plain

お堂の奥の山の斜面にあるご神体「月の石」。月山神社は飛鳥時代の陰陽師「役小角」(えんのおづぬ)がこの霊石を発見し、ご神体として月夜見命を祀ったのが始まりと云われています。

この霊石のパワーは強力で周辺の土地を常に浄化し続けていて、訪れた人の穢れも浄化してくれるので参拝者はスッキリした気持ちになって帰ることができるんだそう。

ダンナが「浄化してもらえ!」と言うので、そんなに強力なパワーだったらこんな私の存在自体消えてしまうんじゃなかろーか!?と思いながら、ご霊石に触れさせていただきました。そして、、

よかった!!こんな俗世の垢にまみれたおばチャンですが、存在までは消えませんでした~!(^^)/

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神社前の地面からもう一つ月形の石が出土!月の石

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それから、非常に面白い話がこれ!

ご神体のご霊石はお堂の山の斜面にある石なんですが、鳥居のすぐ横にもこちらの月形の石があります。近年の道路工事で神社の前の地面を掘っていたところ出てきたものなんだそう。月形の石って頻繁に地面に埋まっているものじゃないと思われますが、他にもここら辺の地面を掘れば出てくるのだろうか??ウーム、とってもミステリアス。。

月灘村の月の文字を取って大月町とした現在の大月町。(大内町と月灘村が合併して現在の大月町となりました。)月灘の由来は分かりませんが、空の月と関係していることは間違いないようですね。

お月さんももいろ                       .

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月灘には有名なわらべ歌があります。(写真は小才角大浦の小さな漁港)

お月さんももいろ

たれが言うた 海女ん言うた

海女の口 ひきしゃけ(引き裂け)

海女の口 ねじあげ(ねじ上げろ)

土佐サンゴ発祥の地                 .

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わらべ歌の由来には残酷な話、悲しい話が多いのですが、これもそうです。

元々は ”お月さんももいろ” ではなく ”お月灘ももいろ” と歌われていたらしいのですが、松谷みよ子さんの海女と山の猟師の悲恋を描いた有名な絵本「お月さんももいろ」で全国的に有名になりました。悲しい話ですが名作童話です。知らない方はぜひクリックして読んでみてください。

ーこのわらべ歌の『お月さん』は、月山霊場南照寺(現月山神社)を指すとされており、寺の近海を「お月灘」と呼び、この一帯で宝石珊瑚が多く採れたことから、「お月灘の珊瑚を桃色と誰が言うた。海女が言うた。海女の口引き裂け」と解され、珊瑚漁禁制下で「珊瑚」を口にすることを戒めていたと考えられます。ー(大月町ホームページより引用)

しかし、人の口に戸をたてられずにこうしたわらべ歌になった、またこっそり採った密猟者が処罰された歌だ、という解釈もあります。

この写真の海岸近くの小才角の休憩所には、土佐サンゴ発祥の地の碑と憂いを帯びたサンゴを抱えた表情の少女の像があります。

☆お月さんに一番近い海は、あの火曜サスペンスの海です!ブログトップに戻ってもう一度海のきれいさを確認してください~。

大月エコロジーキャンプ場のビーチ                 .

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ご紹介した地図A~Dの海はサンゴが育つ海なので、きれいさはバツグン!ですが、波が荒くて岩場もゴツゴツで一般人の海水浴には少々キツイかも。

海水浴や磯遊びには小さな湾になっている大月エコロジーキャンプ場のビーチがおすすめ。そしてここのキャンプ場の利用者はホテルベルリーフ大月の大浴場に入れます。

申し込めばシーカヤック遊びも出来ますよ~。

www.bellreef.net

 

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今年のGWに息子を連れて行った時、まだ冷たい海にはまさか入らないだろうと思って水着は持って行かなかったのですが、海がとってもきれいで、やっぱりこんな様子になりました!

しまむらで息子のパンツを買って、帰路についたのでありました。。(^▽^;)

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今日はここまでです!読んでくださってありがとうございました。

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