/絶景ワインディング!野福峠 と日本でここだけ!魚を抱えた狛河童がいる若宮神社

絶景ワインディング!野福峠 と日本でここだけ!魚を抱えた狛河童がいる若宮神社

f:id:tepo1173:20170706103651j:plain

こんにちは、まめてっぽーです。修理に出していたPCが戻ってきて、気付けばもう7月。先日は台風が九州から豊後水道を通って宇和島市を横断していきましたが、小型のものだったので暴風雨も一瞬で終わり、別段被害もありませんでした。よかった!

ですが、昨日から続く九州の大雨…。この頃の雨は凄まじいですね。これからまだ降るらしいですがこれ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

さて、今日はひと月前くらいに行った、西予市の絶景峠と珍しいカッパの狛犬がいる神社をご紹介します。

ルート

A、野福峠

B、明浜ビーチ

C、狛犬ならぬ狛河童の若宮神社

絶景&ワインディングが楽しい野福峠

f:id:tepo1173:20170706103915j:plain

西予市宇和町と明浜町の間にある標高420mの野福峠。

ここから見る宇和海の景色は最高!だけの鼻という小さな半島の向こうには宇和島の遊子蒋渕~戸島、日振島まで見えます。

f:id:tepo1173:20170706103830j:plain

南予では桜の名所としても知られている野福峠。

春のシーズンには400本近くの桜で、下に見える俵津の集落まで続くこのワインディング7㎞が一面ピンクになるそう。

f:id:tepo1173:20170706104446j:plain

道幅も広くて気持ちの良い峠道を、豆粒のようなSRのおじさんが降りていきます。

f:id:tepo1173:20170706104339j:plain

海がだんだん近くなってきました。半分くらいまで降りてきたかな。

明浜ビーチ

f:id:tepo1173:20170706104538j:plain

1月の明浜ツーリングの時にも通った大早津海水浴場

冬の時期には誰もいませんでしたが、この日はビーチで遊ぶ人がちらほらいました。

f:id:tepo1173:20170706104601j:plain

微妙なカッパのカップル。。

日本でここだけ!珍しい狛河童のいる若宮神社

f:id:tepo1173:20170706104705j:plain

海水浴場からちょっと西に行ったところにある高山の集落には珍しい狛河童がいる神社がある、ということで来てみました。

南予地区ではこのような石の質感をそのまま生かしたワイルドな石灯篭を時々見かけます。

f:id:tepo1173:20170706104902j:plain

人のすれ違いがやっとなくらいの細い道を通っていきます。

この道じゃバイクも通れない!置いてきてよかった…

f:id:tepo1173:20170706105632j:plain

ありました!ここです。

このあたり一帯を治めていた高山城主の宇都宮正綱公(若宮様)をお祀りして1842年に建てられた若宮神社。当初は拝殿と鳥居は南を向いていましたが、住んでいた高山城が見えるようにと1879年の改築時に西向きに直され、狛河童が配置されたんだそう。

f:id:tepo1173:20170706105652j:plain

狛犬の頭が河童のお皿のようになった河童頭の狛犬なら数は少ないながらも全国に散在しているとのことですが、河童がそのまま狛犬というのは大変珍しく日本でここだけらしい。

f:id:tepo1173:20170706105728j:plain

なんでも河童は若宮様の正綱公に鯛を献上したり、などかなりなついていたんだそう。

すんごく右手が長いんですが、、河童というものはそのようなものなんだそうです。

かっぱの狛犬 – Wikipedia

1579年に土佐の長宗我部氏が今の宇和島市北部一帯に攻め込んできた時、正綱公は立ち向かったが、形勢は芳しくなく、務田(むでん、今日の宇和島市三間)にて討死した。それから毎夜、かっぱの悲しげな鳴き声が聞こえ、村人は悲しみに暮れたという。
村人は義理堅いかっぱを哀れに思い、正綱公を高山の「若宮神社」にまつった。同神社は村人から「若宮様」と呼ばれるようになった。

f:id:tepo1173:20170706121539j:plain

こちらの河童は確かに鯛を抱えていますな。

若宮様にお仕えする若宮神社の狛河童さま。

以前に行った高知の蛇王神社には狛蛇さまがいました。スタンダードな狛犬以外にも探せば他にも面白い狛〇〇がいるかもしれませんね!

f:id:tepo1173:20170706105753j:plain

このコたちは近年篤志家の方が寄付してくれたんだそう。

f:id:tepo1173:20170706110249j:plain

1842年の創建時から使われているらしい盃状穴の手水鉢(右側)。

f:id:tepo1173:20170706173649j:plain

味のあるエミ美容室(誰も住んでなさそう)の前を通って戻ります。

井戸跡などもあり、昭和初期頃へタイムスリップしたような一画でした。

f:id:tepo1173:20170706104809j:plain

よく見ると廃屋があちこちに。

f:id:tepo1173:20170706104736j:plain

右側の看板を拡大してみました。

f:id:tepo1173:20170706174748j:plain

オシャレで粋な人が来る着物のお店があったんですね…

f:id:tepo1173:20170706104832j:plain

廃墟は確実に増えてる様子。これからこのあたりどうなっちゃうんだろう…??

【スポンサーリンク】

 

f:id:tepo1173:20170706120600j:plain

帰りの野福峠。

今日はここまで!です。読んでくださってありがとうございました。

よろしければポチっとしてください!