おはようございます。今日からまた一週間が始まりますね。頑張りましょう!
今朝はすがすがしい月曜の朝にふさわしく、愛南町にある四国88ケ所の名刹「第40番札所平城山薬師院観自在寺」をご案内します。
こちらのお寺には四国88ケ所のお砂踏みが一度にできる回廊や、自分の干支のお守り本尊に水かけ参拝ができたり、そんなアトラクション的参拝方法?が素人お遍路にも十分楽しめるお寺です。
それからなんといっても、少し風変りで独特な雰囲気の仁王様が必見です!
場所
四国88ケ所第40番札所 平城山薬師院 観自在寺
四国88ケ所巡礼は阿波徳島の鳴門市「霊山寺」を一番札所にスタート、そこから西回りで88ケ所のお寺を巡拝していきます。そのルートはここ観自在寺までで約700kmとなり、一番札所の霊山寺から一番遠い場所にあるので「四国霊場の裏関所」とも呼ばれている第40番札所「観自在寺」。
総けやき造りの 仁王門。額は高野山金剛峯寺401世座主の筆。
ここをくぐり境内へ。
でも、おっと、この仁王門をただ素通りしてはいけません。
山門の天井には、可愛らしい十二支で方角を示した方位盤がかかっています。
そして、仁王門なので、仁王様に参拝。
普通仁王様というと、たとえば
こんな感じの筋肉隆々としたマッチョな感じのお方をイメージしますが、
こちら観自在寺の仁王様はちょっと変わっています。
こちらが
その仁王様です。
目力すごい!( ゚Д゚)!
目力すごいと思いましたが、どうやら目はそのまま彫ってあるだけみたいですね。
ちょっと細くて平面的な仁王様はインドネシアの秘境タナ・トラジャのタウタウ人形をなんとなく彷彿とさせます。
こちらの仁王様は 江戸時代の愛南町御荘地区に住んでいた、名もないどなたかの作なんだそうです。(お寺の御朱印を書いて下さった方より。)
決して筋肉隆々ではないですけれど、素朴な中に独特な雰囲気と威厳があり、なかなか魅力的な仁王様です。
広い境内
個室がある宿坊もあり、広い境内。訪れた日はちょうど草刈りの日だったようで、草刈り部隊の方が数人、任務を遂行してらっしゃいました。
本堂正面の足元には高野山の砂、そして周囲には四国88ケ所札所の砂が埋められています。本堂の廻りを一周すると、高野山から始めて四国88ケ所巡礼のお砂踏みが一度に出来るようになっています。
こちらが名物(?)の「十二支守本尊」。自分の干支の守り本尊様にお水をかけてお参りしましょう。
楽しそうにやっている小僧がいました。
お遍路グッズやお守りがいっぱい
そして、観自在寺にはお遍路グッズが充実しています!
こちらは本堂外にある手ぬぐい専門売り場。
こちらは本堂内のお守り売り場。珍しい指輪お守りなんてのもあります。ただワンサイズのみで、サイズ調整は出来ないらしいです。
こちらがご本尊です。(許可をとって撮影させていただいてます。)
四国に住んで4年目になるまめてっぽーは、実は88ケ所参り本日初体験!
御朱印を書いてくださる方が、お遍路の仕方など、親切に丁寧に初心者のまめてっぽーにいろいろ教えてくださいました。
御朱印帳もいろいろあり、墨絵が書いてあるものを一冊ゲットしました。
これからこの御朱印帳(納経帳)で88ケ所参り!御朱印を集めるぞ~!!
癒される小さな置物が
本堂を後にして、帰り道の境内にも面白いものがあちこちに。
栄(さかえ)かえる。
1、病気が引(ひき)かえる。
2、福かかえる
3、お金がかえる
4、親子孫と三(さ)かえる
かえるをなでるとご利益があるそうです。あ、なでてくるの忘れちゃった!(>_<)
フリル付きの赤のスタイが可愛らしいお地蔵様たち(*´▽`*)。
もうじき除夜の鐘が鳴り響く時期ですね。
なんか除夜の鐘がうるさいかどうか??って問題で全国的に話題になってるらしいですけど、ここのお寺は昔ながらに大晦日の夜は除夜の鐘を打ってくれればいいなぁ~。
仁王門から真下に道が伸びています。
弘法大師が大同2年に平城天の勅命を受けてこの地を訪れ開創したとされる歴史あるお寺であり、宇和島藩主伊達家の祈願所としても権勢を持っていたことがしのばれます。
今日はここまで!です。読んで下さってありがとうございました。
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初めまして^^
カエルの像にはそういう意味があったのですね!?
神社仏閣をお参りするとわりとカエルの像を見ることがあったのですが
意味を知りませんでした^^;
勉強になりました!^^
さりーさん、
おはようございます。コメントありがとうございます。
カエルさんて縁起物に使われてることが多いですよね~。(^^)でも薬屋さん前のケロちゃんはどういう意味があるんでしょうね?? あったりして…!?(^▽^;)