沈下橋よりまだ古い「流れ橋」って知ってますか?
沈下橋ってみなさん知ってますよね?四万十川とかにかかっている手すりのない床面だけの、四国の原風景などとしてよくテレビで紹介されているあの橋です。ですが、実は沈下橋よりもっと古い形態の、流れ橋というタイプの橋があるのはご存知でしょうか?
沈下橋はこのタイプ
ちなみに、沈下橋というのはこのタイプです。多くがコンクリート製で、欄干まわりはありませんが、そんなにたやすくは流れません。写真は四万十市の四万十川にかかる岩間の沈下橋。バイクはもちろん車でも渡れます。すれ違いはできませんが。
流れ橋はこのタイプ
車はもちろん、バイクでも自転車でも渡れる感じはしません。ね…
大水が出ると簡単に流れてしまいますが、まあ橋板部分が流れてしまうだけなので、比較的簡単に掛け直しが出来ます。
ただし簡単に流れてしまう上に管理に手間がかかるので、今では殆どが沈下橋になってしまい、流れ橋として残っているのはわずかしかないそうです。
橋板が流れないよう、このようにして近くの杉にワイヤーでくくり付けてあります。この橋守杉は2代目と表示されていますが、1代目はどうなってしまったのか??また確認しておきますね。
2016.10.27に見に行った時には、
橋板は架けられていなくて、こんな様に丸太の橋板が向こう岸に置かれているだけでした。
こざるがこざるが木靴をはいて、丸木の丸木の橋渡り~♬
昔、小学生の時に習った童謡 ”ゆかいな木琴”、♬こざるがこざるが木靴をはいて~、丸木の丸木の橋わたり~、あっち行っちゃコンコンコン、こっち行っちゃコンコンコン、ゆかいなゆかいな橋渡り~♬” 思わず口ずさんでしまいます。
年代が分かってしまいますね…(^▽^;)
こざるのような息子は走ったり、スキップしたり、気を付けしながら、などなどバージョンを変えて何度も往復していました。何のことはない橋渡りですが、小学生くらいまでの子供にとってはかなり楽しめるみたいですヨ。
2016.11.12訪問時、川岸の紅葉がきれいでした。
貴重な現存する流れ橋、北川川「早瀬の一本橋」
昔は四万十の支流に数多く見られた流れ橋も、今現在しっかり残っているのは津野町に残るこの北川川に架けられた「早瀬の一本橋」だけ。保存しようという地元のパワーがないと、なかなか手間がかかる流れ橋を維持していくのは難しいんだそう。でも、奥四万十に残る貴重な原風景として、これからもいつまでも残っていて欲しいものです。
なお、上記のようにこの橋はいつも架かっているとは限りませんので、橋板が架かっているかいないかを津野町役場に確認してから見に行かれることをおすすめします。
場所はこちら
おまけ
ツーリングの帰り道、道の駅でネギを買っても、ソフトタイプのサドルバッグなら入りますよー!
ほらね!新型の緑のマフラーみたいでしょ!?(笑)ちなみに
こういう長ネギを英語でWelsh (イギリス:ウェールズの)onionというとは知らなかった!なんでウェールズの玉ねぎなの?長ネギって元々はウェールズ生まれなの??(‘ω’)深くは考えたことなかったけど、中国由来なのかと思ってた!???
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